運営XX-セッションログの提出によるPOW獲得チャンス

半年ぐらい前から参加していただいたプレイヤーが過去のグループでやっていたという話を聞いて、少し迷ったけど、形を変えて2008/10/01付けで採用。
うちはセッションと運営は分けて、キャラクターとプレイヤーを混同するメタなルールは導入しないのが大原則だけど、ログを書いているプレイヤーの苦労に少し報いたいなというのと、せっかくいいログを書く人が来てくれたので、全体の活性化をはかってみるテスト。あまりよろしくなければ廃止すればいいし。*1


紹介してもらったネタでは無条件でPOW獲得ロールでしたが、無駄にPOWを消費するマンチキン対策を一応加味。変にPOW下げて死なれても迷惑だし。気分の問題かな。

セッションログの提出によるPOW獲得チャンス

セッションの記録は参加者全員の財産です。特にキャンペーンでは次回セッションをスピーディーに始める上で欠かせません。
マスターが記録を書いたとしても、全キャラクターの視点を網羅できるものではなく、キャラクターの心情はプレイヤーでなければわかりません。


マスターはセッションの記録、特にキャラクター視点から見た優れたログを提出したプレイヤーのキャラクターに、POW獲得チャンスを与えてもかまいません。
セッションログの良し悪しは分量では図れませんが、少なくとも他の参加キャラクターの半数以上に記述が及んでいるべきでしょう。
最終的にPOW獲得チャンスを与えるかどうかは、他の経験チェック同様、マスターの判断によります。


POW獲得チャンスを与えられたキャラクターは、次回のセッション開始前に、3個以上で6面体ダイスの数を指定します。マスターは指定された個数で6面体ダイスをロールし、それを目標のPOWとします。
キャラクターは目標のPOWに対して攻撃側としてPOW抵抗ロールを行い、成功するとPOWに経験チェックを獲得します。POW獲得ロールもその場で行なうのがよいでしょう。


POW獲得チャンスは呪文によるものではないので、呪文の保有の有無や投射率は加味しません。MPの増強や特殊能力による抵抗ロールへのボーナスなども一切加味しません。純粋なPOWとPOWの抵抗ロールとして判定します。


加えて、なゆたのキャンペーンでは英雄クラスになるとPOWを動的に上下させられるキャラクターが発生するため、全体的なPOWの経験チェックルールを補正。神聖介入とかでPOWの下がったキャラクターにはちょっときついんですが。

基本ルールp38 「POW獲得ロール」の項目に以下の段落を加えます。


POW獲得ロールの基準とするPOWは、キャラクターが呪文によるMP抵抗ロールの攻撃に成功したときのPOWで判定します。冒険中にキャラクターのPOWが低下していたり上昇していたりしても、POW獲得ロールの成功率は変化しません。

*1:マスターの心の中ではグローランサに対するキャラクターの認識がうんぬん、という言い訳もw