オーランス社会への個人的な開眼

なんかね、昔からオーランス社会って描き出しにくくてしょうがなかったんですよ。
もちろんアップルレーンとか明らかにいまのオーランス社会と違うじゃん!とか、いわゆる「西洋ファンタジー」に描写が引きずられる部分も多いんだけど、どちらかというと集団としてのメンタリティとか理解できない。


俺の遺伝子の中に刻まれてない感じ。


最近ヴィンランド・サガとかシグルイで少し補正をかけつつも、まだピンとこなかったんですが、来ましたよ。コレ。
2008-09-20 - illuminate33の日記

Zeb

私のイメージだと罰金というよりやくざの抗争の手打ち金という感じです。


m9(・∀・)ソレダ!!


出会うと仁義切って、縄張(シマ)の取り合いやって、手打ちして、抑えきれずに命(タマ)取りに行って、それに意趣返しして……ケンカとメンツと人情で人間模様が展開する。


ということで、俺の中ではオーランス社会は立原あゆみとなって再生されたのです。
『仁義』からオーランサーにコンバージョンしてみる。血族名とかテキトーですw

「族長 落ち着いて。ここは大人になって……。
 ダンダールの家長を地下にもぐらせても 族長が損なだけだ……」
「もぐらせたりぃ! 鉄砲玉が何人来ようとみんなぶち殺したる!」
「若!数がいるんですよ」
「数ぅ!?」
「部族の評議員に入るにゃあ200の構成員がいなきゃなんねえ。
 今、210……ダンダールの20人は大きいんですよ。」
「流民どもはいくらでもいる。
 氏族の印くれてやりゃ、ケツから涙流すぜ!」
「部族の評議員でとまっちゃなんねえ。先代のつとめた内なる輪以上にのし上がってくんなきゃ。
 部族長の デンドロス ンとこ、わしが頭下げにいきますよ。」
「デンドロスさんに(・∀・)」
「昔の弟分じゃあんまりしたかないけど、若ンためです。
 それにゃ身内でゴタゴタがあっちゃ、向こうも推薦しづれえってね。」
「ダンダール、本当におめえの差し金じゃねえんだな?」


はい。もうあってるかどうかなんて知らない。
俺の頭の中では、こういう人たちだということで決定。
男は全員、立原あゆみの描くやくざ。
素人(トーシロ)さん不在。
そんなステキなオーランス社会。


異論は受け付けますw