時に囚われし地(仮題)

2008-09-27 - cartの死亡遊戯
id:cartographerさんにマスターをやっていただいて、3年ぶりのプレイヤー、いや5年ぶりか?w *1
やっぱり魂入れてキャラクター作るのって楽しいよね。


※タイトルとかキャラクター紹介はなゆたの捏造です。
 あらすじは・・・概ねあってるんじゃないかなwww

登場人物

”髭無し”アンガード
才気に乏しく、氏族内で可哀想な眼で見守られるオーランスの壮年貴族。髭が薄く、権力からも遠いことから”髭無し”の二つ名で呼ばれる。妻子持ちだが家庭でも疎んじられ、あまり仕事もない。しかし口が堅く頼みごとを断らない性格から、人に頼られることも多い。
”完璧なる漢”ジョラム
アンガードを兄貴と慕うフマクトの戦士。肉体的にも精神的にも天才的な資質に恵まれたが、どこで道を誤ったのかフマクトに帰依している。
”醜牛”ゴンザレス
豪放軒昂なウロックスの戦士。二つ名からわかるとおり醜悪な顔と頑健な肉体を持つ。ジョラムと共に氏族の中では認められつつも敬遠され、ステッドの滞在時にはアンガードの長館でくだをまいている。

冬も空け空気もぬるびた春、アンガードのもとに隣の氏族長ハルドロスからの使者が尋ねてくる。
ハルドロスの息子兄弟に弟が兄を殺すという重大な事変が起こったという。弟ゲッシュは氏族の禁忌地へと逃げ込み、氏族内で追うことは許されない。できれば内密にこの件を処理したいと考えたハルドロスは、アンガードに白羽の矢を立てたのだ。
血族殺しによる混沌の興りを恐れたアンガードはジョラムとゴンザレスを連れてハルドロスを尋ね、禁忌地からゲッシュを連れ帰ることを約束した。


禁忌地の森、不可思議な霧の中で不死者を見出したジョラムは打ち倒した相手から数世代を経たかのような武具とルーンの刻まれた石を見出す。
さらに森の奥で狩人のコーデルと出会った一行は、彼の話す一族の系譜が二世代前の内容であることに気がつく。アンガードは混乱しながら、コーデルの語る族長ティバル──ハルドロスの祖父──の元を尋ねた。
禁忌地の霧に沈んだ集落で、異邦人として囚われたゲッシュを見出すと、彼は兄との諍いを引き起こした「石」を手に硬く握り締め、疲労と心労で困憊していた。彼の様子も尋常ではなく、ショラムの魔術は村人の中に死人が混ざっていることを、ゴンザレスは忌まわしき何かの臭気を嗅ぎ出す。滅殺にはやるジョラムとゴンザレスを制し、アンガードは夜を待ち、ティバルの歓待を受けることにする。


ティバルから「聖地」の場を聞き出した一行は、歓待の宴の後、村人が寝静まった隙にゲッシュを連れ出し、聖地へと向かう。森の中、かすかに開けた聖地には古い石の玉座が置かれ、異国の服をまといし男を、3匹のブルーが守っていた。ゴンザレスの雄たけびと共に戦が始まる。
ジョラムの両手剣は圧倒的な神の力で男を打ち倒すものの、アンガードが倒れ、ゴンザレスも膝を折ってしまう。死闘の末、かろうじてブルーを逃走させた後、3人は男から忌まわしき金属の腕と古代の魔術の痕、安定を記した「石」を見つけた。何者だろう、この男は?古の邪悪な魔導師だろうか。
石の玉座に刻まれたハルドロスの氏族の印が醜く歪められているのを見出したアンガードは、ゲッシュのせめてもの償いとして、自らの氏族への古の呪いを正すよう勧める。印を正したのち、道を戻ると、禁忌地から人の姿は消え、家々は荒れ果て崩れ落ちていた。


ハルドロスのもとにゲッシュを連れ戻った3人は、互いの無事を讃えながら岐路に着く。


──果たして彼らは何を為したのだろう。


参加者のみなさま、おつかれさまでしたー。

*1:MRQのテストプレイはオフのときに村雨さんにやってもらったけど