兎帽子の庄-2 ラジオ体操のうた

[キャンペーン-禁欲] - 蒼き月の囁き

サンカウンティを真面目にやってみようキャンペーン。
地付きのイェルマリオばかりとなると、自然と日常何をしてるのか、何を大事にしてるのか、いわゆる「冒険者」とは違う動機付けが必要になる。
そのため、今回のセッションでは聖堂戦士の勤務形態とか兎帽子の庄の統治証を検証しながら、彼らの内面を掘り起こしていくのに5時間ぐらい使っちゃった。ここ部分の話は明日以降のエントリで。


11:00集合で実セッションスタートは16:00。
まあプライベートならではの好き勝手さですね。


命からがら撤退した後、魔力の回復を図るため、洞窟の入り口を見張りながら一泊。
夜襲はなし。時間が経過するうちに、ガンバレールとアギーノが震えを発病。
やむなく半列をさらに4人づつにわけて、メンドイアスとデカメデスにガンバレールとアギーノをチョモロへと移送してもらう。*1
残る4人でもう一泊するが、特に相手の動きはなし。
相手の戦力もわからないのでこちらからは踏み込めず。


おそらく状況に変化がないと見た4人も一度チョモロへ戻って状況報告。
常駐しているコリアンダーの部隊は戦力を割けないので、コリアンダーと相談し、腕の立つ者を募ることに。
ソラントス伯からも詳細調査と混沌の駆逐の指令が届く。


ゾウガメとデルの民兵コンビ、ヨシュファルとデレンダのセーブルライダーのコンビを加え、再度兎帽子の庄へ。
洞窟の入り口を調査すると、撤退から10日あまりの間に人間の一団が侵入して退去した跡が。村長宅からも徴税官の死体だけが消えている。
前回と同じ場所で無敵ドラゴンスネイルと遭遇。理由はわからないが突如として相手が体液をまき散らかしながら倒れる。


以下ネタバレ


洞窟の奥は広く何者かによって堀り抜かれ、荘厳なクラーシトの寺院が建設されていた。
すでに動くものはないが、部屋の中、底の見えぬ穴の中央にそそり立つ柱に置かれた祭壇には、身体を内側から開き返された死体があった。
その服装から前回クロスボウを打ってきた輩だということはわかったものの、溝に阻まれ近づくことが出来ない。疲労の回復と橋を組む資材を探すために地上で一泊することに。


翌朝、彼らを起こしたのは、朝日と共に歩き来たる、全身の毛を剃り、肌を金色に塗ったバブーンの、イェルムを讃える歌声だった。*2



「新シイ朝ガ来タ 希望ノ朝ダ
 喜ビニ胸ヲ開ケ 大空アオゲ
 太陽ノ声ニ 健ヤカナ胸ヲ
 コノ香ル風ニ 開ケヨ
 ソレ イッチ ニイ SUN♪」



ということで、満を持してメロ・イェロの登場!
ランダムエンカウンターだけどw
なんとPCとNPCでひとりづつ<カルト知識>に77ファンブルして、コイツはイェルマリオの偉い人(人じゃないけど)だというありえない認識に(>▽<)
いや、それでも抑えきれずに、一行は抱腹絶倒してるんだけどね。


PC達に丁重に扱われて感激絶頂のメロ・イェロは、
超 ハ イ テ ン シ ョ ン ヽ(`・ω・´)ノ シャキーン
探索の先陣を切って≪隔離≫に突っ込むわ、祭壇に触れてPOWを失うわ、あらゆる罠を作動させつつ、未踏破地域を総ナメにしたのでした。


Q.NPCが先陣切っていいんですか?(東京都・会社員・男性)
A.プレイヤーも楽しそうだったからオーケー。

キャンペーン/禁欲 - 那由他の狭間-RuneQuest- - アットウィキ
キャンペーン/禁欲/20081004 - 那由他の狭間-RuneQuest- - アットウィキ
マルクス「週に1回しか禁欲しない半端者なんて、任務に失敗して禄を取り上げられて奥さんから三行半をつきつけられればいいのに。」

*1:実はメンドイアスとデカメデスのプレイヤーがお休み

*2:うちではあるプレイヤーのロールプレイにより、光の信徒の朝の祈りはこの歌です。