俺マスタリングの要素1−真に受ける

昔からマジレスが得意です。つか昔はマジレスしかできなかったw

ということで、昔の俺は「世界の端は滝になっている」と書かれていれば滝にしたし、「7本筆の」というふたつ名がつけば7本の筆を持たせました。
隠喩とか象徴とか一切無視。ルーンクエストのルールにしてもグローランサブックの記述にしても、それからサプリメントのひどい記述にしても、「そのまま」使いました。


もちろんいまでは隠喩とか象徴も理解できますw


でもそこをあえて無視する。
話半分とかにしないで、二倍にも三倍にもしちゃう。
事実は小説よりも奇なり。


最近で言えばまりおんさんとことかZebさんとこでキトリについていろいろな推測がされていて、alley-catsさんとか非常に理路整然とした解を示されてるんですが、俺は

『キトリ族は「暗黒の人」、すなわちトロウルでも人間でもなく、その両方でもなく、ただキトリであるという生き物だった。』

とグレッグが書いたら、もうそのまんま設定します。新しい種族作っちゃう。


そのあとZebさんから

昨日のグレッグいわく。
・キトリは鉄を使える。よってキトリはウズではない。
・キトリはウズと交際している。よってキトリは人間ではない。
・キトリは非物質化できる。よってキトリは物質界の生き物ではない。
・キトリは肉体を備えることができる。よってキトリは異界の生物ではない。
だそうです。

という情報が入ってますが、うん、納得。


つまり現実に比して設定を構築するのではなく、文字から世界を構築する。
グレッグの書き方はとても俺の世界の作り方に似ています。
いや、俺がグレッグに教育されたのか?


つまり「こうだからこうなる」と考えるんじゃなくて、
1.「こうだからこうなる」をまず考えて
2.主要素を何点か抽出して
3.適当に反転させて
4.それを満たす解を考える
5.解はなくても、複数解でもよい。


プレイヤーに提示するのは、各要素から導き出される結果だけでよくて、それをひとつに繋いだ「正解」はプレイヤーが考えればいい。


そんなマスタリングをしていたりいなかったり。