77は神の目-3

特殊-1.77は神の目

1.技能ロールや抵抗ロールのD100で77をロールしたら再ロール。
2.再ロールが76以下なら「望みうる限り最善の成功」、78以上なら「考えうる限り最悪の失敗」となる。
3.再ロールが77なら行った行動とは無関係に「考えもしない事態」が起きる。

77は神の目の基本的な効果については
77は神の目-1 - 蒼き月の囁き
77は神の目-2 - 蒼き月の囁き
で書ききれたと思います。


今日は最後に残った77/77の話を。




77/77の効果はひとことで言えば「自分自身を裏切る」ことです。


事実は小説より奇なりというけれど、人生も長くなってくると、本当に世の中面白いなぁと思えてくる。自分の世界が、世界観がいかに狭いかということに打ちのめされます。


いくらi方向にひねっても、捻り方そのものがパターン化してしまえば、なかなか自分の「想像の範囲」を抜け出すのは難しい。


77/77は安易に流れがちな俺に、パターンの破壊を強要してくれます。
ハチワンダイバーの「ダイブ」さながらにの無限の枝探索をしながら、「妥当な処理」を片端から列挙して、すべて廃棄する。
「妥当な処理」の階層操作で「妥当でない処理」を作り、逆算してくみ上げて、そして破棄する。


いくどものスクラップ&ビルドをしながら、自分の思考パターンそのものを検証する。



その考えはどういう思考パターンででてきたのか。


「そうでない」方法がないのか。




これは毎回血ヘド吐きそうに苦しい作業なのですが、その結果、セッションにはまったく関係ないけれども、俺グローランサの世界観をひっくり返すような結論に辿り着くことがあります。


こういうときに出る結論は、「これはスゲェ!」とか「面白い!」とかいうものではなく、( ゚д゚)ポカーン とするもの、(;´Д`)コレデイイノカ? と未来の後悔が目に浮かぶもの、そういうものが大半です。
逆に言えば、「これはスゲェ!」とか「面白い!」とか思えるうちは、想像の範囲を超えてない、ダメ結論だとも言えますw


果たしてこれがゲームに寄与しているのかわかりませんが、きっと何かを残してくれている気はします。



そんなマスタリングをしたりしていなかったり。