失敗した攻撃に対して受けに成功した場合

なんかブログに書くときにルールブックを細かく読み直していて、また自分の解釈ミスっぽいところを見つけてしまった。

基本ルールブック p50

失敗した攻撃に対して受けに成功した場合

 剣を用いた受けが、失敗に終わった攻撃に対して成功した場合、剣の持つ基本ダメージ(腕力による*1修正値を含まない値)の分だけ、相手の攻撃武器がダメージを負うことになります。その際、相手の攻撃武器のダメージポイントが、受けに用いた剣の硬度ポイントを上回るようであれば、その差を剣の硬度ポイントから減じます。
 斧やそれに類する武器(柄の先に刃を持つ)の場合、受けが効果的成功であったときにかぎり、失敗に終わった攻撃武器を同様に傷つけることができます。相手の攻撃武器を傷つけるような位置に刃をおいたまま防戦するには、相当の技能を要するからです。
 ポールアクスもしくはハルバードによる受けは、受けが決定的成功時にのみ、攻撃が失敗した武器にダメージを与えることができます。 *2


このルールの1段落目の第二センテンス。いままで俺はなぜか

その際、受けた剣でロールしたダメージポイントが、相手の攻撃武器の硬度ポイントを上回るようであれば、その差を相手の攻撃武器の硬度ポイントから減じます。

だと思って運用していた。
例えば1D4の追加ダメージを持つ戦士がグレートソードで殴り合ってこの効果が発生すると

  • 攻撃武器のAP減少:2D8+0(追加ダメージは足さない)-12
  • 受けた剣のAP減少:なし

になる。


だけどルールブックそのまんまだと

その際、相手の攻撃武器のダメージポイントが、受けに用いた剣の硬度ポイントを上回るようであれば、その差を受けに用いた剣の硬度ポイントから減じます。

  • 攻撃武器のAP減少:2D8+0(追加ダメージは足さない)-0(APは引かない)
  • 受けた剣のAP減少:2D8+1D4-12

ってこと?



うーん、これほんとでしょうか。正誤表の類は見つけられなかった。
これだとグレートソードで受けてるだけで、相手の武器は一瞬でなくなる。
《かすみ》とか《消沈》とか組み合わせると、えらい騒ぎに。


成功した攻撃を受けてもAP減らないのに、失敗した攻撃を受けるとAP減るの?とか、なんかおかしい。
翻訳時の代名詞ミスだったりしないのかなぁ。



うーん。情報募集ですー。

*1:グリフィン・アイランドの正誤表で「腕力による」追加

*2:Official Errata for Runequest Deluxe Edition(1993)で段落追加