キャラクター妄想-多々良四季

はるをさんに『ファミリーズ!』のマスターをやってもらいました〜。
セッションは楽しかったんだけどちょっと伏字が多くなってしまったので、記事にできないw
無難に自分のキャラクター妄想だけ投下。
(プレイレポートというほどではない内容はtwitterでつぶやいているので、興味のある方はtwilogこのへんを見てください。)

多々良四季

基本値:クラブ-5 スペード-4 ハート-6 ダイヤ-6
家族人数:5人。スペード-1
シンボル:黄色い財布、特性調理器、職場のある場所
タレント:宝剣の主、傾国兵器


外見は20代前半。その時代の平均的な女性の伸長よりちょっと高め。
細身、腰上までの長い髪、目立たないが楚々と整った顔立ち。
主に親を失った子達の家に、姉、母のように居つく何か。


子供たちを保護しなくてはならないという気持ちは強いが、家事全般が得意な「お母さん」ではない。
特に料理は壊滅的、というか味オンチ(スペード3)。作る食べ物はだいたい酸っぱいか苦い。
座敷童的な何かなのか、お金に困るということはあまりない(ダイヤ6)。金持ちになるわけではなく、だいたいどんなところでも、食べれるだけの金銭的な職業や環境を見つけ出してくる(シンンボル-黄色い財布+職場のある場所=ダイヤ8)。


基本的な性格は勤勉で真面目。ガールズトークもできるが、おおむね聞き役。
ただし主張を通さなければならない場面では、ストレートに感情を出しながらきっぱりと話す。
あまり女性的な回りくどさのない素朴な意見表出、穏やかな外見と知性を感じさせる口調に相手が飲まれ、不思議な無理が通ることもある(スペードのA-宝剣の主)。


目立つわけではないが、外見に惹かれて男性からアプローチを受けることも多い。
基本的には困った顔をして話をはぐらかしてしまう。
ただ本当に生活に困窮した時のみ性的なオーラをまとうことがあり、この頼みを断れる男性はまずいない(ダイヤのK-傾国兵器)。


2011年のみゆき町では、多々良家で4人の子供の姉を演じている。
ちなみにセッションでフィックスされた情報によると、1941年には中国とロシアの間で、陰謀劇に巻き込まれ、高貴な血筋の赤子を連れて逃げていたらしい(笑)。


12歳の双子、大河と氷河は典型的な馬鹿小学生で、四季はよく学校と近所に謝りに行っている。二人とも運動神経が良く、サッカーチームで活躍中。
10歳のあさぎは小さなお母さん。多々良家の衣食は主に彼女によって支えられている(シンボル-特性調理器)。四季に対しても「しょうがないなあお姉ちゃんは」目線。
末っ子は4歳の女の子。名前は乱。四季が入り込んだ家庭では、四季が家族であるかのように記憶が書き換わるのが普通だが、彼女だけは幼子のカンなのか、他の理由なのか、四季が本当の姉ではないのに気が付いている。


四季は自分が「人間ではない何か」であることを普段意識していない。
その時の「家族」と話しているときは、相手の記憶に勝手に自分が刷り込まれ、四季はそれを「思い出す」。
日常から離れた困難を彼女は無意識に避けようとする。
「事件」は彼女が人間でないことを思い出させる。これは彼女にはつらいことで、思い出した日は眠れず、酒に逃げていることもある。


彼女が思い出すのはつまり──


自分が本当は家族ではないこと。
たくさんの家族を失ってきたこと。
いまの家族もまた、ついに失われるであろうこと。
そして、それを自分が思い出し、また泣くであろうこと


──である。


彼女が本当に何者なのか、彼女に涙の枯れる日はくるのか、それはわからない。
彼女は目の前のいまを、いまの家族の幸せを願って生きている。


【了】