ルーン操作とモチーフ操作-3:木剣

さて、まりおんさんが
木剣の寺院(Temple of the Wooden Sword) - まりおんのらんだむと〜く+
を書いてくれました。俺はこれを読んで、
「わかります、グレッグ。モチーフ連想ですね。」
としたり顔で頷いたのでした。いや、グレッグがやったかどうかしりませんけどw


始まりは大体2パターン。

  • CaseA:プレイヤーが「 のヮのエルフでっ♪フマクトっ♪ 」とか、わけのわからないことを言い出す。とりあえずエルフだから「木の剣」を伝説の武具として設定してみる。
  • CaseB:マスターが「切れない剣とかどうだろう。死のルーンを生で体現してみるとか・・・(゚∀゚)ピコーン!!!、生きてる木剣!」と思いついて、エルフキャラが出た瞬間に持たせて無理やりフマクトに入信させちまう。

たぶんCaseAからBの流れだな。
プレイヤーはフマクトのトロウルで、対置としてエルフのアイテムを持たせてみたという可能性もあるか。


ただきっかけはどうでもよくて、ポイントは
金属と対置する木、死と対置する生をモチーフに据えること
です。


これによって、一番単純に考えてもモチーフの中にふたつの視点を作り出せます。
ひとつは「死とはなんなのか、生とはなんなのか」という個々の存在を問い詰める対置。
もうひとつは「死と生、金属と木」という相反する性質の融合に関する思考実験。


このアイテムが場に登場してさえいれば、「シナリオ」とは無関係にキャラクター達はその存在について問われることになります。