アップランド湿原-4

下記はアップランド湿原-3の続き、Wyrms Footnotes 15のp16-19あたりの囲み記事の適当訳です。
英語の相当怪しい人ですので自分が使うのに困らない程度でしか訳していません。口調不統一や日本語として意味が通じなくてもご愛嬌。
いまやPDFで購入できますので、原本を当たられることをおすすめします。

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地図

16〜17ページに載せたフィル·アンデルセンの湿原地図は、グレッグのオリジナル手描き地図に基づいています。

記事

これは、グレッグ、サンディ、デビッド·ホール、マイケル·オブライエン、リック・メインツとジェフ·リチャードからの素材を使用した、チームの努力の結晶。過酷な遭遇のほとんどは”どんなキャラクターをも殺す”サンディピーターセンによるものです。

リスメルダー部族

リスメルダーは湿原に接し、他のどのサーター部族よりも、ディレクティと彼の不死の軍団に立ち向かう必要があります。
何世紀も前に、リスメルダーは戦いと抗争で自滅したマラニ族から分離独立しました。1380年にリスメルダーとコリマー部族はダック谷の豊かな農地を手にしようとしました。唯一の居住者は、さまざまな獣人と、人ににた鳥に見えるドゥルルズと呼ばれる者達だけでした。
攻撃は成功しました。
しかし、3年後、近くのアップランド湿原から、歩く死体の侵略を受けました。
いくつかは非常に古いものでした。 リスメルダー部族はフュルドから戦士を召喚しましたが、彼らはだまされ、その戦いで彼らの女王を失いました。
死者の死体は邪悪な魔術によってディレクティ軍に参加することを強制され、不死者達は自分の家と領地を燃やし始めました。
”灰色犬”インドロダール、フマクトの英雄は、彼の女王の復讐をしました。彼はすでに”狂った血の”マランとその息子たちと戦ったことで有名でした。 インドロダールは奇妙なドゥルルズと和平することをリスメルダーに強制し、部族を彼らの保護下に置きました。

彼は闇の中で、ドワーフが不死者の軍の王、ノントラヤと戦うために鍛えた剣、「怒り」をドワーフから勝ち取りました。「怒り」は生けざる者に死をもたらすその力で長い間有名でした。 「怒り」で武装したインドロダールは、彼の女王の飢えた死体を探し、アップランド湿原に踏み込みました。
生けざるものとの7年の戦いの後、インドロダールはディレクティを傷つけ、女王リスメルダーのワイトを倒すことができました。
彼は湿原のフマクトの聖地、火葬島で女王の死体を燃やしました。
何年かの後、インドロダールは彼のダックの案内人と共に湿原に戻り、吼える塔でディレクティ本人を探しました。インドロダールはそれ以降戻りませんでした(案内人もまた)。

それ以降、 リスメルダーはドゥルルズの忠実な同盟国です。彼らは多くの場合、スターファイヤー·リッジのオーランス氏族と灰色犬の一族にいまだ燻っている古い遺恨のため、より強力なコリマー部族と戦ってきました。
1621年時点では、グレイドッッグ、ゴッドソード、マーシュエッジ、ポス、ロンデンディ、ボストロップ、グッドウェーバー、およびヒルヘブンの8氏族、5,000人で構成されています
1616以降は、ポス氏族の毛深きハラヴァルドが王になっています。リスメルダーの中では、他のどのサーター部族より、フマクトが重要です。

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続き → アップランド湿原-5(遭遇-1)