D&DのArt Galleryを見た瞬間に、ふと「俺の世界には『モンスター』はいないんだな」と思った。
http://www.wizards.com/default.asp?x=dnd/ag/20010316d
なんというか、絵の前提が「敵意」、それも「悪を伴った敵意」に立脚してるように見えるんですよね。
俺のマスタリングでは、人間外の障害という立場でかかわる相手は
- 実体のある敵:「制御困難な動物」もしくは「我らとは違う社会規範を持つ異種族」
- 神霊:「自然への畏怖」
- 妖怪:「不可思議」
というあたりが基本です。
もしかしたら俺というより日本人の多くもそうかもしれませんね。
よくいわれる自然に対する態度の違いにも思えますし、人種に対する態度の違いにも思えます。
なんとなく日頃ひとくくりに『モンスター』と呼んでますけど、monsterと怪物という語も正しい対応ではないんでしょうね。