下記はアップランド湿原-6(遭遇-2)の続き、Wyrms Footnotes 15のp22-23あたりの適当訳です。
英語の相当怪しい人ですので自分が使うのに困らない程度でしか訳していません。口調不統一や日本語として意味が通じなくてもご愛嬌。
いまやPDFで購入できますので、原本を当たられることをおすすめします。
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湿原での遭遇
湿原では3時間ごとに50%の遭遇機会があります。遭遇が振られたならば、次の遭遇テーブルでD100をロールします。
昼 | 夜 | 遭遇 |
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01-04 | 01-05 | 混沌の恐怖:01-04 ブルー(D4+3),05-07 ドラゴンスネイル(D3+1),08 ゴープ(D6),09-10 ウォクタパス(D2) |
05-07 | 06-15 | クロコダイル(D3) |
08-09 | 16-17 | 恐竜 |
10 | 18 | 不死者ドラゴニュート |
11-17 | 19 | ダック(D4) |
18 | - | エルフ(D3) |
19-22 | 20 | 飛行生物:01-02 ワイバーン,03-05 プテロダクテイル,06-07 グリフィン,08-09 ハーピー,10 特別な空中での遭遇 |
23 | 21-22 | グール(D6) |
24-28 | 23-27 | ゴースト |
29 | 28-29 | ジャイアントトード(D3) |
31 | 30-33 | 虫の群れ |
32-44 | 34-49 | スケルトン(D6) |
45-46 | 50 | 蛇(D3) |
47-48 | 51-53 | ストゥアワーム |
49-96 | 54-96 | 不死者の軍隊(D6+2) |
97-98 | 97-98 | レイス |
99-00 | 99-00 | 特別な遭遇 |
生物解説
アップランド湿原は、自然および超自然の動植物を幅広く提供してくれます。
ディレクティは彼の領域の主人であることを確保するためには注意して警戒していますが、日々の普通の出来事を常に監視してはいません。
混沌の怪物達
混沌はグローランサ全体に存在し、アップランド湿原も例外ではありません。知性ある混沌生物のほとんどは、ディレクティとの関係に興味はなく、情報提供もしてくれません。これらの不正な怪物は、何世紀かにわたって湿原に迷い込んだもの達で、ここに滞在することを選択しました。 遭遇した具体的な混沌生物はD10をロールして決めます。
D10 | 混沌の怪物達 |
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01-04 | D4+3 ブルー(何匹かは死体性愛者) |
05-07 | D3+1 ドラゴンスネイル |
08-D6 | ゴープ |
09-10 | D2 ウォクタパス |
ブルー
ブルーとの遭遇の例は「Sartar Companion」のp97-98を見てください。
ドラゴンスネイル
巨大なサイズにカオスによって変異かつて普通の池カタツムリの子孫。
混沌によって巨大に変異したカタツムリの子孫です。彼らは有機物なら何でも食べますが、今や複数の頭部と異常な生きた肉への異常な食欲を持っています。
ドラゴンスネイルは切るのも壊すのも困難な、分厚い殻を持っています。彼らは、湿地や水のある地域で見られます。
彼らは大暗黒の時代、スパイクが爆発し、ワクボスが大石塊で地面に縫い付けられ、その周囲が腐った沼地になったときに作られました。
ドラゴンスネイルはその明白な起源のために、しばしば「悪魔の一部」として知られています。
ゴープ
この形のない腐敗した組織の塊は、酸と腐食酵素を滴らせ、廃墟を抜け、水路の周りから滲み出てきます。
これらは、火や魔法によってのみ殺すことができます。武器では組織を傷つけることなくすり抜け、使い物にならないほど腐食されます。一つだけ救いがあるとするなら、ゴープはゆっくりと動き、不注意者を包み込んで襲うということです。
ディレクティはそれらが彼のゾンビや遺跡を損傷しがちなため、彼の領域にゴープの湧き出しがあることを好みません。彼の部下はそれらを発見したならば破壊していますが、混沌は何度でも湧き出して来るのです。
ウォクタパス
この混沌極まりない怪物は、巨大な触手を持つ蛸の頭と人間に似た体を持っています。ウォクタパス知性が欠如しているにも関わらず、戦うには手強く恐ろしい敵です。それは腕をバランスを取るために使い、8つの触手すべてで攻撃することができます。さらに悪いことに、タコが墨を吐くかのように、致死的な毒雲を噴出することができます。例え倒したとしても、ウォクタパスは混沌の能力により死ぬことはなく、ふたつに切り分けられてもそれぞれが完全なウォクタパスに戻っていきます。火は複製を遅らせますが、破壊することはできません。
河竜(クロコダイル)
河竜はクリークストリーム河沿いに大きな群れで暮らす水生爬虫類です。 彼らの多くは体長3m、270kg程度の体重です。しかし、彼らは生涯成長し続けます。いくらかの河竜は6mを超え、900kg以上の重さを持ちます。すべての河竜は人間に敵対的で、彼らは悪名高い人食いです。
グローランサで最大の河竜のいくつかが湿原に存在します。彼らはアンデッドからは単身離れていますが、冒険者からおいしい食事を作るのは大好きです。 遭遇した数としてD3をロールします。彼らの好む戦術は、ターゲットを噛みつき、水で溺れさせることです。
歩く屍恐竜
恐竜がこの地を避ける一方で、ディレクティは彼の部下がスピノサウルス平原から得た死体から、歩く屍を作り出すことに成功しています。少なくとも、ブトントサウルス1体とプレシオサウルス2体が目撃されています
歩く屍ドラゴニュート
ランダムに遭遇する歩く屍ドラゴニュートは、すべて一つの固体を起源としています。 彼らは死によって辱められたかつてのゾンビ化した生活のひとつです。毎回、彼が戻って来て殺されることは、破壊するためのゾンビをもう一体生み出すことを意味します。 彼は常に失敗します。
恐怖との遭遇
混沌の怪物と不死者は普通の人を恐れさせます。誰もが混沌は世界を破壊していることを知っています。多くの人が混沌の怪物達に家畜を殺された結果を見てきました。 何人かは愛する人を失っています。少数の人は、冒涜的で、ありえない、怪物のような生物それ自身を見ているでしょう。
それは混沌に直面したときに、立ち向かう勇敢な人々を作り出します。オーランスの秘密、「我が戦い、我らが勝った」はそのような個人的な勇気です。人々は定期的に混沌の敵に立ち向かうために、ウロックスの狂乱を容認しています。
混沌の怪物と不死の怪物との最初の遭遇は、プレイヤーが常に立ち向かうかどうかを確認するための、簡単な試しである必要があります。
失敗は、それ以降の試しで、プレイヤーキャラクターが可能であれば、恐怖から逃げようとすることです。
また、敗北や結果の引き伸ばしは、恐怖に立ち向かうかどうかのチェックを持ち越すことになります。
完敗したプレイヤーキャラクターは、それ以降、しかるべき混沌や不死者から常に逃げるでしょう。完全な勝利は混沌や不死者に対するそれ以上の試しが必要ないことを意味します。オーランス人は、そうした人を「星の心の秘密」を得た、と言います。
ウロックスやフマクトのうな少数のカルトは、彼らや他者を混沌や不死者に立ち向かわせることのできる魔術を持っています。
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続き →アップランド湿原-8(遭遇-4)