萌え擬人化と精霊信仰と手塚治虫と
シャワーを浴びていたら「萌え擬人化は精霊信仰だ」という当たり前の啓示が降りてきたので、前から書こうかなと思ってたところをちらり。
俺は手塚治虫チルドレンなのは間違いなく、その影響でセッションがアンハッピーエンドや終わらない物語になりがちです。
世界の電波男 ― 喪男の文学史で書かれていて、「あー、そうそう」と一番納得したのが、手塚治虫が火の鳥でやった異種族姦は先進的過ぎるw、っていうくだり。
確かに火の鳥って、ショタ、テントウムシ、オオカミ娘、スライム(ムーピー)、果てはロボットに至るまで、愛といっても、いま表現すれば間違いなく「萌え」に分類される心情で相手を求め続ける話ですねw
この火の鳥起源の八百万感というか世界との一体感というか。「全てが愛おしい」感か。
これが俺の中に深く根を張っていて、こないだのトロウル×ハッグ寄りドライアドとか、獣の谷での種族お構いなしエロモードとかによく現れてるなー、と再確認。
まりおんさんが「ヴィンガの女戦士で頑張ることになった - まりおんのらんだむと〜く+」でデミヒューマンやりたがっていたのも啓示のソースなんですけど、西洋人のデミヒューマンは境界のエロさがないと思う。
事象を比喩的に擬人化するというよりは、擬人化することそのものに意味を見出す*1域まで達した日本人のルーン操作技術*2は、手塚治虫にだいぶブーストされてるよなあ。
でもこれも手塚治虫に依拠するわけではなく、連綿と培ってきた精霊信仰の系譜なんですよね、きっと。
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