エルフの面に小便

昨日のセッションでは某そらまめエルフのプレイヤーが「ちょっと小便」といったのを機に、「植物にこやしをやるんですね」「そういえばアルドリアミも植物なんじゃ」「ということは、堆肥をあげないと!」という会話の流れで、同行する日々にパーティーメンバーの○器となるエルフが想起されてしかたなかったわけですが。



閑話休題



真面目な話、昨日も獣人達のメンタリティにログインしにくく苦労しました。
グレッグも「ドラゴニュートはPCにさせない」と言っていますが、人間外の種族のロールプレイというのはまあいろいろ考えることの多い問題です。
別にグローランサに限ったことじゃないですが、最近のグローランサ周りだとこのあたり。
異種族のロールプレイ:トロウルの場合 - まりおんのらんだむと〜く+
ウズ(トロウル)でプレイ可能か? - そっちはそっちの気晴らし、こっちはこっちの気晴らし
ロールプレイについて:3つの視点から - まりおんのらんだむと〜く+


あ、もちろんここでのロールプレイというのは戦術・資源的なユニットとしてではなく、メンタリティのトレースのことです。
プレイヤーであれば「そもそもやらない」「その種族の標準からは外れた(人間に近い)個性」という逃げ道もあるんですが、マスターとして、それも固体ではなく社会を描き出す場合は、その種族の思考の階段を降りていく必要があります。
他の世界ならいざ知らず、トロウルがウズ、エルフがアルドリアミ、ドワーフがモスタリとなるにつれ、グローランサデミヒューマンは単に人間のカリカチュアとして表現されることを拒否してきたように思えるのですよね。
その挑戦を受けてたつべく「人間的でない思考」が社会の構成要件として据えられた社会と、「人間的でない思考」を人間が勝手に人間的に解釈した結果の周辺の社会集団との関係性を可能な限り追求してみるわけですが、まあなんとも限界のある話です。


しかしマスターとしては精霊や神、機械や魔術の思考もトレースする必要があるわけで、それにくらべて異種族がやりにくいというのは、人間に近いがゆえの「不気味の谷」みたいなものなんでしょうね。