移動と戦闘のハウスルールを見直してみる-7
移動と戦闘のハウスルールを見直してみる-1 - 蒼き月の囁き
移動と戦闘のハウスルールを見直してみる-2 - 蒼き月の囁き
移動と戦闘のハウスルールを見直してみる-3 - 蒼き月の囁き
移動と戦闘のハウスルールを見直してみる-4 - 蒼き月の囁き
移動と戦闘のハウスルールを見直してみる-5 - 蒼き月の囁き
移動と戦闘のハウスルールを見直してみる-6 - 蒼き月の囁き
の続きです。
ZOCを用いたルーンクエストの戦闘解決については前回でほぼ終了です。
あとはヘクスやスクエアを使う場合は下記のルールが移動と密接に関わってくるので、どう適用するか確定しておきましょう。
基本ルールブックp53
障害物
壁や戸口、窓枠、柵杭などの障害物によって標的の一部分が守られている場合、そこに向けられた打撃は標的ではなく、障害物の方に当たったと考えます。これらの障害物が受けるダメージの程度については、「世界」の章の「物」を参照してください。
上級ルールブックp9
この2項目を具体的なスクエアマップ/ヘクスマップ用にリライトしてみました。
空間の制限された戦闘
1スクエア1メートルのスクエアシート、もしくは1ヘクス1メートルのヘクスシートを用いた戦闘でせまい通路を裁定するにはこのルールを使用することができます。
空間の制限された状態での攻撃
攻撃には下記の表の通り、障害物のないエリアが必要です。壁や低い天井、大きな家具などの障害物があって必要なエリアが満たせない場合、攻撃成功率は半減します。
武器の種類 必要な空間 ストライク・ランク1の突刺武器 後1エリア ストライク・ランク2の突刺武器 不要 ストライク・ランク1の切裂・破砕武器 左右上3エリア ストライク・ランク2の切裂・破砕武器 左右上のうち2エリア ストライク・ランク3 不要 ※ヘクスを使用する場合は左右とは前方の左右へクスを指します。
必要なエリアに目標以外の敵や仲間がいたり、椅子やカーテンがある場合は、攻撃が障害物に阻まれる可能性があります。
キャラクターは攻撃が成功したときに1D6をロールし、不足するエリア数以下の目が出たなら、目標と異なるエリアの相手に命中したことになります。目標と異なる相手に当たったときは、ダメージは半分にします。ただし、効果的成功や決定的成功の効果はそのまま適用します。
突刺武器が後のエリアにいる相手に当たった場合、武器ダメージは1D4とし、追加ダメージを加えます。穂先でないため魔術によるダメージは加えず、貫通も起こりません。
空間の制限された状態での受け
受けには下記の表の通り、障害物のないエリアが必要です。壁や低い天井、大きな家具などの障害物があって必要なエリアが満たせない場合、受け成功率は半減します。
武器の種類 必要な空間 ストライク・ランク1 左右上3エリア ストライク・ランク2 左右上のうち2エリア ストライク・ランク3 不要 ※ヘクスを使用する場合は左右とは後方の左右へクスを指します。
空間の制限された状態での回避
回避には左右と後に障害物のない3エリアを必要とします。壁や大きな家具などの障害物があって必要なエリアが満たせない場合、回避の成功率は1エリアにつき10%低下します。
※ヘクスを使用する場合は左右とは後方の左右へクスを指します。
細かくやろうと思えば武器による攻撃範囲や障害物を利用した受けや回避なども考えられますが、まあとりあえず一番シンプルな形にしてみました。
これで屋内で長い武器を振り回すのを、少し躊躇してくれるといいと思いますw
「上」が条件になってる場合、天井の高さ何センチならOKなのよといえば、身長+武器の長さの半分ですかねだいたい。普通の人間なら2メートルの天井だと×。3メートルならOK。
槍は「後」が条件になってます。ファランクス組むときどうなのよという話もありますが、おそらく1エリア以上離れてるんでしょうね。で、5メートルぐらいある槍で後ろからブッスリ。これもルール化すると面白いんですが、凶悪になるのでウチでは隣接へクスからの攻撃しか認めてませんw
とりあえずこんなところで。
何回か実践で補正してからまとめ記事を書きます。
もし使ってみたい人とか質問とか矛盾点の指摘とかあればコメントください〜