グレッグが緩んでいるのか、機が熟したのか、昔からそうなのか

http://d.hatena.ne.jp/illuminate33/20081003/1223054501
Zebさんが下記で魔導・精髄界関連のグレッグの発言をまとめてくれていますが、俺が気になったのは西方とかまったく関係ない次の一文。

全てのグローランサの魔術は音と動作と、物質界におけるなんらかのその他のものを必要とする。またある種の意識の状態をも必要とする。(三種あり、精髄的、呪術的、神教的な意識=精神的状態として広く知られる)


まあ魔術というのは人が唱える呪文という意味で話しているとして。
「ある種の意識の状態をも必要とする」
っていうのは凄く大事なことなんだけど、表立って強調されなかった気もする。
簡単な話、

  • 神様を信じていなくて神性呪文が使えるかどうか。他の系統も同様。
  • 精髄的、呪術的、神教的な意識を同時に持ちえるのか。

ってことだけど、グローランサの英雄って、だいたいここをチートするのがポイントだったり。*1


キャラクターのメンタリティをルールに落とすとか、行動からメンタリティに還元するっていうのはTRPGとしてはやりにくいところなので、やむをえないんだけど。
そのあたりに僅かに踏み込んでいるのがHW/HQのラインナップで出てきている「美徳」とか。
美徳はキャラクターロールプレイや社会資源へのアクセスのためのリソースに見える。


「でも本質的には、グローランサの魔術に対するアクセス権の問題だよね、グレッグ?」



Zebさんも別記事でちらっと神殺し=グローランサ殺しを想起させる記述に触れてるけど、
無文字時代と帝国 - illuminate33の日記
やはりグレッグ、寄る年波で口が緩くなってるかなあ。*2
グローランサクエスト - 蒼き月の囁き
いや俺が英語情報読めないから、昔からそうなだけかも知れませんw



まあ実際、俺が寄る年波で口が緩くなってる(ネタばらししがち)なんで、自分に重ねてるだけか。

*1:女王種トロウルとか無茶苦茶。

*2:といっても、グローランサ年代記が書かれたのはえらい前だw