『ファミリーズ！』プレイレポート-１
プレイヤーひとり都合が悪くなったので、これ幸いと予定していたキャンペーンは中止。
朝届いたばかりの『ファミリーズ！』をテストプレイ。
1時間しか読めてないのでルール解釈もゲームをしながら。
面白かったですよ〜。
とりあえずはプレイレポート。あとでシステムについて書くかもしれません。
注意事項
1.ゲーム上ではキャラクターの持つ家族セットを家庭、ひとりひとりの人物*1のことを家族と呼びます。
日本語で「Aさんの家族」っていうと個人を指すことも全体を指すこともあるので、この記事ではゲーム用語準拠で書いています。
2.用語や挙動を勝手に解釈したり簡略化して書いています。
きちんと書くとルールブックより長くなってしまうのでｗ
この記事を読んでも本当のところはわかりませんので、買って遊んでみてください。損はしません。
キャラクターを決めてみた
1.シートの配布
ホームメイカーズシート(キャラクターシート)、プライベートシート(各キャラクターのセッション内で変動する値を記録するシート)とセッションシートをコピー。
セッションシートはテーブルに1枚でいいらしいのですが、今回はB4で2枚を全員に配りました。
シートは別刷りで欲しかった。本をぐっと開いても結構内側まで印刷されていて、きれいにコピーできません。
2.プレロールドを選択！
キャラメイクをしてみようとしたら用語やパラメーターの意味を理解するのが非常に困難だと判明。
プレロールドキャラクターを使用して、ゲームしながら理解することに。
3.家族の人数
家族の人数でキャラクター特性が変わるとのことなので、マスター含めて3家庭でテスト。
プレロールドキャラクターから下記を選択しました。
| 名前 | 主たる属性 | 性別・年齢 | 家族 |
|---|---|---|---|
| 朝田 光 | 二人家族・別業LV2 | 男性40歳ぐらい | 妻と死別し、娘まお(14歳)との二人暮らし。 |
| ？？ 正平 | 4人家族・兼業 | 男性12歳 | 父母をなくし叔父に引き取られた小学6年生。叔父夫婦は悪い人ではないのだが、家事は全くダメ。荒れ果てた家は正平が来てからなぜかピカピカに！。小4の義理の妹はよくなついている。 |
| 浜崎 はま | 8人家族・専業 | 女性、61歳 | 病気がちな夫、娘二人、息子一人、義理の息子一人、孫ひとり、猫一匹の家庭を切り盛りする主婦。サザエさんと違うところは、夫が病気がちなところ。 |
キャラクター本人の名前は自分たちでつけています。家族の名前は最初から入っています。
正平君はカードを引くと名前が決められるチャートがあるので名前だけ決めました。
いちおう他の家族が家事をまったくやらないという設定でなくても、「主として」家事を担うのがキャラクターであればいいんだと思いますｗ
どちらかといえば「そのキャラクターが家事をやらなくなったらなぜか家庭が崩壊する。」と定義するのが正しいかな。
4.能力値と判定の基本
能力値は年齢層・職業・家族構成から決まるようです。
プレロールドキャラクターでは下記のようになっています。
| 名前 | ♣衣/感性 | ♠食/論理 | ♡住/胆力 | ♢外/交渉 | 体力 | 秘密 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 朝田 光 | 6 | 7 | 4 | 6 | 13 | 17 |
| 浜崎 はま | 7 | 4 | 3 | 4 | 12 | 18 |
| ？？ 正平 | 6 | 4 | 3 | 6 | 20 | 13 |
判定はトランプのスート別に4種。
1D10ロール能力値以下で成功。
体力はクラブ・スペードの判定に使えるヒーローポイント、秘密はハート・ダイヤの判定に使えるヒーローポイントです。
判定に失敗したときに、足りない差分を支払うとその判定を成功にできます。
(2010/09/23修正 体力と秘密を使うのはロール前でした。したがって、ヒーローポイントというよりは、どれだけその判定に気合を入れるかという、ベット用のポイントですね。)
5.タレント(家庭に紐づく特殊能力)を決めた
プレロールドでタレント(特殊能力)が一つ指定されています。
それに加え、カードを引いてタレント1つを追加します。
また、はまさんは夫が入院という「タスク」を持っているので、もうひとつ追加します。
- 朝田 光
- 其処居事：使用すると誰かの行動後にそこにいたものとして追加行動できる。
- 宝玉乃主：使用するとハートの判定に絶対成功。かつハートのストックに+1。
- 浜崎 はま
- ？？ 正平
- 拈華微笑：使用するとセッション中ダイヤの能力値+1。重複可で9まで上昇。
- 質実剛健：使用すると体力が+3される。
タレントは家族の誰か一人に紐づけられますが、別にその家族が使用する能力ではないようです。
単にタレントを使用すると、「なぜか紐づいた家族との絆を1点消費する」だけですね。
最初のプレイなので絆がどの程度ダメージを受けるのかわからず、拈華微笑の強さに気が付きませんでした。これ、構成によってはめちゃめちゃ強い能力です。
追記１：そういえば引いたタレントをどの家族に当てるのかで非常に悩みました。これについては後述。
追記２：p17のサンプルキャラクター「二人の日々」は「自分」で家族一覧にはいっていないのは誤植と思われます。今回はクラブの奇数に自分を書き入れてプレイしました。→2010/09/20削除。書かれていました。目が腐っていたようですｗ
6.シンボルを決めた
シンボル3つをカードを引いて決めます。
- 朝田 光
- 浜崎 はま
- 特徴/素早い：身体能力に優れ、足が速く、きびきび動くことができる。クラブの判定に+1。
- 特徴/鋭敏感覚：耳がよく、鼻が利き、足の裏で場所をかぎ分け、よく見える。スペードの判定に+1。
- 家事/特性調理器具：料理(スペード）の判定に+1。
- ？？ 正平
- 異能/電子の申し子：判定時にリアリティを無視してコンピューターを使うことができる。プラス修正なし。
- 異能/武器：暴力を目的とする判定に+3。
- 特徴/マイナー賞：ある領域ではまあまあ知られた、普通の人はまったく知らない表彰を受けたことがある。ハートの判定に+1。
朝田さんは歯医者さんという設定になったようです。朝田先生。
専門知識もあってそれらしいですね。
はまさんは妙にきびきびとしたおば（あ）さんにｗ
調理器具を持っているのはそれらしいのですが、元の値が4なのでボーナスを入れても5。あまり料理は得意ではないですねｗ
正平くんはなんか中二度の高い設定にｗｗｗ
ハッカー、かつ肉体派、かつ、どうみてもおたくです。本当にありがとうございました。
この記事を書いていて何点かルールミスに気が付きました。
・家事判定に特徴シンボルを使ってしまっていた。家事には家事シンボルしか使えない。行動には家事シンボルも特徴シンボルも使うことができる。
・電子の申し子を+1として判定していた。異能はフィックスの一種でナレーションのソースとして使えるけどボーナスは貰えない。
なので実プレイではかなりゲームクリアが楽だったのですが、もう少し厳し目かも。
これでゲームを開始できるようなので、次はシナリオの選択です。
*1:人以外も含む
