敗残兵のルーン

まりおんさんのところでイェルマリオの酷いありさまが取り上げられてたので便乗ネタ。

イェルマリオの英雄戦争 - まりおんのらんだむと〜く+
イェルマリオの神話と歴史を見ると、同じパターンが何度も繰り返されています。それは、「敗北してよみがえること」です。
(中略)
だから、弱くてもいいんだ!(笑)

涙なくしては語れない(´;ω;`)ウウッ...



うちのPCに「敗残のルーン」を持っていると言われるキャラクターがいる。
フマクトオーランスの傭兵。もともとキャラメイク時に敗残して逃亡中という背景設定を与えていたみたいだけど、最初は特に注目されなかった。


ところがこのキャラクターが負ける負ける
明らかにパーティー最強戦力なはずなのに、というか彼以外に戦力はいないがゆえに、戦闘するたびに真っ先に倒れ伏す。
まあキャンペーン自体の特殊設定*1もあって、死なないのはお墨付きなんですが、それにしても倒れ方が情けない。


The 敗残兵
敗残兵 of 敗残兵
King of 敗残兵


数セッション繰り返すうちに、全プレイヤーが
「コイツ、間違いなく敗残兵のルーンを持ってる」
で満場一致。


過去設定もここで始めて注目されて、
「軍が負けたから敗残したんじゃなくて、
   コイツがいると必ず負けるんだ!」
と謎が解明されるw



いやだwこんな仲間www




さて、イェルマリオも彼も、実は非常にグローランサ的な特性を示していると思うわけですよ。
キーワードによるキャラクター類型化 - まりおんのらんだむと〜く+あたりで語ったところですが、物語とキャラクターは同じもので、それはヒーロークエストを介して世界よりも優先される。


そして名は呪となり形を縛り、彼は今日も勝利を目指し、敗残し続けるのです。
負けるのを目指したら勝っちゃうからね!