iPad2を勢いで購入してしまったのでTRPGセッションでの使用を模索中。
ウチは昔ながらのへクスシートにキャラクターチットを乗せて遊ぶスタイルなんですが、探索しながら随時記入していくと時間がとられがちです。
おまけにマスターが地形を複雑にしたがりで、光源を気にした描写をするのにいろいろ考えることが多くて、よく処理を忘れてあわあわしますw
あとステータス異常の表示とかめんどいですよね。
そんなあなたに「Battle Map」!
3,500円の有料アプリですが、買う価値は十二分にあると思います。
- 指でなぞるだけでダンジョンでも野外でも、好きなマップが高速に作れる。
- オブジェクト(キャラクターもオブジェクトの一種)をマップの上に置いて好きに動かすことができる。
- オブジェクトには名前を表示させられるほか、チットに色付けしたり、マーカーにオーラっぽく色を表示してステータス表現できる(複数指定するとゆらゆら色が切り替わる)。
- 基本はスクエアだけど、グリッドとオブジェクトの配置はへクスに切り替え可能。
- 自作のイメージを取り込んでマップの背景画像にできる。
- 自作のイメージを取り込んでオブジェクトにすることができる。
- マップをいくつでも保存できる。ファイルとして人とやり取りすることができる。
ここで紹介とデモ動画が見られます。→ http://www.razeware.com/battle-map/
とりあえず作ってみたサンプルマップ。これぐらいなら慣れれば5分ぐらい。
ここまででも十分うれしいんですが、なんと光源、射線、移動量、隠しオブジェクトをサポートしてくれてます。
デザインのためのマスターモードでは常にすべてが表示されていますが、プレイヤーモードに切り替えると・・・
マップを「暗闇」に設定した場合、キャラクターごとに光源の範囲を設定でき、移動するにしたがってマップが公開されていきます。
オブジェクトとして光源を置いて、任意の範囲を明るくすることも可能です。
さらに壁や扉、遮蔽に設定したオブジェクトは光を遮ってくれます。
そして扉はダブルタップすると開き、光源が向こう側に透過するように!
す げ ぇ!
表示範囲はアクティブにしたキャラクター(タップで切り替え)だけに限定できるので、射線が通ってるかどうかもわかります。
キャラクターは隣のマスをタップするとそっちに一歩動きます。
ドラッグで動かすこともできますが、壁の中や移動不能地形にも入れてしまいます。
タップだと移動可能地形にのみ動きます。
そして動いた部分に線を描画し、移動量も表示してくれますよ。
あと隠しオブジェクトが置け、キャラクターがそのタイルに入ると表示してくれます。
罠やハイドモンスター、財宝などにどうぞw
で、ですね。
なんとiPadに別売りのAVアダプターをつけて外部ディスプレイにつなぐと、プレイヤーモードを出力することができます。
iPadはマスターモードにも切り替え可ですが、iPad側を切り替えてもディスプレイにマスターモードが表示されてしまうことはありません。
まあしかしゲームの場所に外付けディスプレイを持ち込むってどんな環境だよとは思いますがw
だいぶはしょって紹介しているので、オブジェクトはつまんで方向が変えられるとか、マップの拡大縮小も二本指で自在とか、マップを画像として出力可能とか、いろいろあるんですが書ききれないので、ヘルプを文字起こししてみました。
英語ですが興味のある方はどうぞ。
→ 雑記/iPadあれこれ/Battle Map - 那由他の狭間-RuneQuest- - アットウィキ
とりあえずリモートデスクトップ&どどんとふも追求する予定ですが、オンセでなければどどんとふよりこっちのほうがマッチしてるかも。
ノートPCも持ち歩いているのでPC画面でどどんとふという手もあったんですが
- ディスプレイとして独立している
- タッチパネルでさくさく操作
の二点でここまで感じが変わるというのは想像していませんでした。
しばらく実プレイで使ってみて、また使いどころとかを報告したいと思います。
もうちょっとこうなったらいいな
みんなでガンガン買って要望出せばバージョンアップしてくれないかなぁ。