戦闘とTRPG
俺は戦闘しないセッションも得意ですが、TRPGには時には戦闘が必要だと体感しています。
「戦闘ばっかりやってて面白いか?」というアプローチももっともですが、実際には戦闘ほど万人が感覚を共有して遊べるシチュエーションはありません。
なぜでしょう。
ポイントは
- 原因と結果が単純に理解できる
- メンタルではなくフィジカルな課題
- ゲームの場に一致した思考スピードと範囲
かな。
別に推理劇、恋愛物、商売物、政治物、なんだってネタにはできます。
だけど政治劇などで顕著なんですが
- 1分後のことは考えられない
- 他人の思考を想像できない
- そもそも商売とか政治とかどう動くか知らない
人もいるんです。
長くマスターできる人はだいたいこの反対なので、忘れがちなんですけどね。
加えて、実時間よりも長い時間経過を表現したとき、そこには必ず省略が発生する。
実生活なら3日は悩む話を1時間で済ませろって、そもそも無理。
プレイヤーに知識量やメタ思考を要求するセッションというのは体感に限界がある。
3歳のこどもがごっこ遊びできる
というのが、万人で感覚を共有するのに適したレベルかな。
「痛み」の問題ともあわせて、戦闘って優れたシチュエーションですよね(・∀・)