オーダーメイドの物語

どうやったらあんなに並行してキャンペーンを遊べるのか教えてw

と、まりおんさんからブクマコメ貰いましたw
えーと、なぜできるのかといえば



ヒマだからw



まあ、ぶっちゃけ本当です。
週休二日で、平日も家に帰って夕食を作れる程度には。


うちのプレイヤーたちの働き方は異常。月休2日とかフツーにいるし。
でもその2日はウチのセッションに来てくれていたりするので、ありがたいことこの上ないんですけどw


それ以外の要因で冷静に分析すると

  • 会場に恵まれている。なんと公民館が1日千円ぐらい。
  • 毎週やっている。これ結構大事で、生活のリズムになっていると、ちょっと都合悪くてもやろうっていう気になるんですよね。
  • 15人ぐらい抱えてるので4人程度であれば毎週集められるし、時期で変わるけど2〜3人ぐらい生活を削ってwコアで支えてくれるプレイヤーがいる。
  • 人を選んでる。この後に書くことのポイントでもあるんですが、ゲスト的な参加はありえない構成にしてるので。本当にフルアドリブも多くてプレイヤーに甘えてます。まあこれは「キャラクターが何をしようと、どこにいこうと、自由意志を保証する」という明確な理由もあります。
  • 中二病だからw

・・・ほかにもいろいろあるけど、まあこのぐらいで。



さて、では本題。


別に並行してキャンペーンやりたいわけじゃないんですよね。
集中して一本をこなせれば最高です。
忘れにくいし、熱気も維持しやすい。


まあしかし社会人の都合というのは思うようにいかないので、同じメンバーを揃えられるとは限りません。
そうするとどうするか。


例外はありますが、うちでは基本的にキャンペーンを一時的に止めます。
少なくとも物語として成立するメンバーが集められるまで、年単位で。
なんて贅沢な遊び方でしょう(苦笑)



だけどこれが、俺にとっては本当に大事なことなんですよね。
なぜなら、物語とはキャラクターのためにあるものであって、「キャラクター」と「シナリオ」どちらが主かといえば、キャラクターだから。
俺はシナリオにキャラクター「達」を投入するのではなく、個々のキャラクターのため、つまりひとりひとりのプレイヤーのために、オーダーメイドの物語を創るからです。


もっと言えば、物語を創るのではなく、いかにキャラクターに判断するテーマと機会を与えるか、キャラクターがどう判断したのか、ということそのもの。つまりキャラクターそのものが俺の「シナリオ」です。
だから「プレイヤーから物語を引き出す - 蒼き月の囁き」という話になる、と。



そんな理由で、キャンペーンは途中でどんどん止められ、無数に枝分かれし、終わりのない物語が世界にたくさん残されていくのでした。



そんなマスタリングをしたりしていなかったり。